コヤナギ リュウタ
KOYANAGI Ryuta
小栁 竜太 所属 教養部 教養部本属 職種 講師 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2021/08/10 |
形態種別 | 学術雑誌 |
査読 | 査読あり |
標題 | コロナ禍における運動部活動の実践と集合的効力感尺度からの検証 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | スポーツパフォーマンス研究 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | スポーツパフォーマンス学会 |
巻・号・頁 | 13,443-461頁 |
総ページ数 | 19 |
担当区分 | 筆頭著者 |
著者・共著者 | 小栁竜太, 松世聖矢, 高田正義 |
概要 | 本研究はコロナ禍の部活動での自主的・自発的な活動を促す指導方法の具体的な取り組み事例を提示し,集合的効力感尺度から評価することでコロナ禍での取り組みの有効性を検討する.具体的な取り組みは,筋力・柔軟性・ラグビーのトレーニング動画の配信,オンラインでのトレーニングやミーティングの実施,12分間走や前屈チャレンジの九つの活動であった.このような活動に加え,部活動の運営については,学生の代表であるキャプテンと事前に話し合いを行った上で決定した.集合的効力感尺度の調査は52名の部員に対しシーズン開幕前に実施し,40名の回答が得られた.その結果,総合得点で3.54±1.00であり,参考値の3.49±0.71と比べて僅かに高く,下位尺度は,「準備力」が高く,「能力」が低いことが明らかとなった.以上のことから,オンラインの活動においても,集合的効力感を維持することが可能でありその有効性は示唆された. |