マエダ ミツル
MAEDA Mitsuru
前田 満 所属 文学部 英語英米文化学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1995/12 |
形態種別 | 大学・研究所等紀要 |
標題 | 表層形式はどこまで基底構造か |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 『英語と英米文学』 |
巻・号・頁 | (30),47-90頁 |
概要 | 日本語の「みんなが太郎を天才だと思っている」という文では、従属文の意味上の主語である「太郎」が目的語と同じ「を」格を標示されている。これは対応する英語のEveryone believes Taroo to be a geniusのTarooが目的語であるのと似ている。生成文法理論ではこれらの構文はraising-to-objectという変形操作(従属節の主語を主節の目的語の位置に移動させる)によって派生されると主張されてきた。本論文では、意味・統語的観点から、先ほどの構文に対して移動変形操作を用いない分析を提案した。 |