カワイ カズコ
KAWAI Kazuko
川井 和子 所属 商学研究科 商学専攻 職種 客員教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2017/10 |
形態種別 | 学術雑誌 |
標題 | 我が国における租税争訟制度の沿革―昭和37年行政不服審査法及び国税通則法制定後を中心に― |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | Tax&Law |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 租税法務学会 |
巻・号・頁 | (16),19-35頁 |
概要 | 現代の日本法は、「共和主義」と「立憲主義」という2つを理論的柱としていることをこれまでの研究において明らかにした。本稿では、その理論的柱の1つである「立憲主義」の観点から我が国における租税争訟制度の沿革と今後の課題について指摘した。行政不服審査法(平成26年法律66号)の改正に伴い国税通則法の不服申立て手続きが整備された。法律による行政の原理と租税法律主義の内容である適正手続きの保障に関し、租税争訟制度の確立は、租税法律主義の不可欠の要素であり、納税者の権利は、租税実体法とともに租税手続法の整備により保障されるといえることを述べた。 |