イナガキ コウジ   INAGAKI Kouji
  稲垣 幸司
   所属   短期大学部 衛生/教員
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2021/07
形態種別 その他論文
標題 病巣感染 Ⅱ.病因と病態2.歯周病
執筆形態 単著
掲載誌名 日本臨牀
掲載区分国内
出版社・発行元 日本臨牀社
巻・号・頁 79(7),970-977頁
担当区分 筆頭著者
著者・共著者 稲垣幸司
概要 歯周病は、嫌気性細菌下で発症する感染症であり、炎症反応を誘発する。歯肉炎と歯周炎からなる歯周病は、おそらく人類の最も一般的な疾患である。歯周医学は、歯周病の感染、炎症が全身の健康にどのような影響を与えるかを説明するために用いられる用語である。歯周炎は50以上の全身疾患や病態と関連している。歯周炎症表面積(PISA)は、歯周組織の炎症面積を表す歯周病の新しい臨床指標で、歯科医師以外の医療関係者が歯周病の炎症の程度を把握し、相談する際に有用な指標と考えられている。日本歯周病学会では、初診時のPISAで約1,500mm2の歯周炎が、サポーティブペリオドンタルセラピー時では100mm2以下に減少することが示されている。