ヤマグチ タクジ
YAMAGUCHI Takuji
山口 拓史 所属 教養部 教養部本属 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1992/03 |
形態種別 | 大学・研究所等紀要 |
査読 | 査読あり |
標題 | 戦後教科書検定制度の制度理念に関する一研究―占領下における教科書行政の地方分権化促進の試み― |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 『名古屋大学教育学部紀要―教育学科―』 |
出版社・発行元 | 名古屋大学教育学部 |
巻・号・頁 | 38,271-292頁 |
概要 | 本論考では、占領下における制度改革を経て成立した戦後教科書検定制度の制度理念を明らかにするため、敗戦直後から戦後検定制度が成立するまでの経緯を実証的に分析した。
その際、特にGHQ/SCAPの対日政策を先取りする形で行われた日本側の「自主的改革」および検定制度導入が決定されるまでの過程で設置された2つの審議機関について焦点をあてて論じた。その結果、戦後教科書検定制度の制度理念は本来、教科書行政の地方分権化にあったということを明らかにした。 |