ムラタ タカオ   MURATA Takao
  村田 尚生
   所属   総合政策学部 総合政策学科
   職種   准教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2005/03
形態種別 学術雑誌
標題 「場所の力」と「人間力」の相互浸透による<まちの縁側>形成
執筆形態 共著
掲載誌名 住宅総合研究財団研究論文集
出版社・発行元 住宅総合研究財団
巻・号・頁 31,125-136頁
著者・共著者 延藤安弘,村田尚生,黒野雅交,坪井俊和,濱崎裕子,倉原宗孝,福田由美子,森永良丙,田中宏実,小杉学,薪井信幸朗
概要 〈まちの縁側〉とは、内と外の境界のとけた、小規模多機能混在の、出会いと交流のある柔らかい居場所のことである。本研究は、市街地内に立地する既存住居・店舗・公共空間等のストック活用によるくまちの縁側〉の典型事例をすくいあげ、高齢少子社会における住宅市街地再生につながる可能性を考察した。〈まちの縁側〉づくりは、捨てられていたものが噺しい状況のもとでそのあり方を求めてリフォームされるとともに、ヒト、モノ、コトの相互作用豊かな高次元空間としての「場所」のカが回復・再創造されるプロセスである.それは「作られたもの」から「作るもの」へと変容させる主体的能動的営みである。そのことにかかわる住民・専門家らは、事実的なものと感覚的なもの、自己と他者の間の柔らかい関係のおもむきに共感する「人間力jを育くむ。