ナカヤマ シゲホ
NAKAYAMA Shigeho
中山 重穂 所属 商学部 商学科 職種 教授 |
|
言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2011/09 |
形態種別 | その他論文 |
標題 | 「原則主義」 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 国際会計研究学会・研究グループ・中間報告書『国際会計の概念フレームワーク』 |
巻・号・頁 | 88-91頁 |
概要 | 2004年から開始されたIASBとFASBの共同作業による概念フレームワークと原則主義の関係について、中間報告としてまとめた。原則主義による会計基準は概念フレームワークと整合性をもって作成されるべきであるが、概念フレームワーク作成時に想定しえなかった、新たな特性を持った取引が登場した場合、フレームワークから離れ、当該取引の持つ特性を優先すべきとされている。その結果、当該取引の経済的実質を反映した会計基準が整備されることとなる。IASBにおいても同様な位置付けが概念フレームワークに与えられている。また、概念フレームワークは、IFRSの体系を構成するものではなく、概念フレームワークとIFRSとが整合しない場合、概念フレームワークよりもIFRSが優先される。 |