オカノ ジュンジ
OKANO Junji
岡野 純司 所属 商学部 商学科 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2020/08 |
形態種別 | その他 |
標題 | 「株式会社阪急阪神百貨店及び株式会社髙島屋による課徴金納付命令取消請求事件─東京地裁令和元年12月9日判決(平成30年(行ウ)第541号(第1事件)・平成30年(行ウ)第149号(第2事件))─」 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 公正取引 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 公益社団法人公正取引協会 |
巻・号・頁 | (838),65-71頁 |
総ページ数 | 7 |
概要 | 本稿では、公正取引委員会が近畿地区に店舗を有する百貨店5 社に対し優待ギフトの配送料に係る不当な取引制限を行ったとして排除措置命令を行い、併せて課徴金算定率として10%を用いて算出した額の課徴金納付命令を行った東京地裁判決を検討したものである。名宛人のうち2 社は、優待ギフトの配送に係る事業が小売業に該当し、課徴金算定率について10% ではなく軽減算定率の3%を用いるべきであると主張して、課徴金納付命令のうち超過額相当部分の取消しを求めて東京地裁に本件訴訟をそれぞれ提起した。本件判決は、配送業務という役務提供が小売業に含まれないと判示した点に先例的な価値を有する事例である。 |