カトウ ダイスケ   KATOU Daisuke
  加藤 大輔
   所属   歯学部 高齢者・在宅歯科医療学
   職種   講師
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2001/10
形態種別 学術雑誌
査読 査読あり
標題 加齢および臼歯喪失が老化促進モデルマウスの咀嚼能力に及ぼす影響
執筆形態 共著
掲載誌名 日本補綴歯科学会雑誌
巻・号・頁 45(5),602-611頁
著者・共著者 穂積英治, 加藤大輔, 村上 弘, 横山 隆, 伊藤 裕, 前田初彦, 亀山洋一郎
概要 老化促進モデルマウスP8(SAMP8)を用いて個体の一生を通じて, 加齢に伴う咀嚼能力変化と臼歯喪失および臼歯喪失状態が長時間持続した時の咀嚼能力の変化について検討した. 2ヵ月齢の60匹のSAMP8を, 3ヵ月齢(若齢期), 5ヵ月齢(中年期), 8ヵ月齢(老齢期)まで飼育した群と, 2ヵ月齢で上顎両側臼歯全てを抜歯し, 同様に3, 5, 8ヵ月齢まで飼育した3群の計6群に分けた. マウスの咀嚼能力は試験飼料を自由に摂食,嚥下させた後に胃の内容物を取り出して, その粉砕状態を粒度分布で評価した. その結果,臼歯喪失を伴わないSAMP8は若齢期から中年期で加齢による咀嚼能力の有意な低下を認め, 臼歯喪失を伴うSAMP8は臼歯喪失を伴わないSAMP8と比較して咀嚼能力の有意な低下を認めた. また, 臼歯喪失が持続すると咀嚼能力の低下した状態が持続した. 以上の結果からSAMP8における咀嚼能力は加齢や臼歯喪失により有意な低下が認められ, ヒトに類似した現象が起ることが示唆された.