カトウ ダイスケ   KATOU Daisuke
  加藤 大輔
   所属   歯学部 高齢者・在宅歯科医療学
   職種   講師
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2015/09
形態種別 学術雑誌
査読 査読あり
標題 咀嚼刺激の回復が老化促進モデルマウス P8 における海馬に及ぼす影響
執筆形態 共著
掲載誌名 老年歯科医学
掲載区分国内
巻・号・頁 30,80-90頁
著者・共著者 土屋淳弘, 横山 隆, 尾関 創, 山原 覚, 原田 亮, 加藤大輔, 久保勝俊, 村上 弘, 伊藤 裕, 前田初彦, 服部正巳
概要 これまでわれわれは, 粉末飼料飼育による咀嚼刺激の減少が, 認知症の中核症状の1つである学習記憶能力の低下を早期に発症することを報告した. そこでわれわれは, 粉末から固形飼料へと飼料性状を変更し, 咀嚼刺激を回復することが, 老化促進モデルマウスP8の海馬に及ぼす影響を病理組織学的に検討した. 実験群は, 5ヵ月齢までと7ヵ月齢まで飼育する群とし, 固形飼料のみで飼育する群, 3ヵ月齢にて粉末から固形飼料へと変更する群, 5ヵ月齢にて粉末から固形飼料へと変更する群, 粉末飼料のみで飼育する群とした. 飼育後, 各マウスの脳切片を作製し, Nissl染色を行った. その後、海馬の錐体細胞数と細胞面積を計測した. 学習記憶能力の低下前に粉末から固形飼料に飼料性状を変更し, 咀嚼刺激を回復させることにより, 海馬の錐体細胞数の減少を抑制する傾向が示唆された. これにより早期に咀嚼刺激を回復させることは, 認知症の予防において重要であると考えられた.