クズニシ マサヒロ
KUZUNISHI Masahiro
葛西 正裕 所属 経済学部 経済学科 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2019/12 |
形態種別 | 大学・研究所等紀要 |
標題 | ランク付集合ラベルデータの分析手法と人工データによる有用性の検証 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 地域分析 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 愛知学院大学産業研究所 |
巻・号・頁 | 58(1-2),1-21頁 |
概要 | 多様なデータに対する分析手法が求められている.データの意味をラベルで表すデータモデルでは,複数のラベル(集合ラベル)がデータに付されることが多い.データと集合ラベルの各ラベルとの関連の強さをランクとして与えることにより,精緻な分析が可能になる.分析対象を表すラベル集合とデータの集合ラベルとの関連の強さを評価する基準を導入することで,分析対象に対するデータの関連度は定性的に決まり,その差異を利用した分析が可能になる.本論文は,評価基準によって定まるデータの関連度に基づいた分析手法を実装し,人工的に生成したランク付集合ラベルデータに適用することで,分析手法の有用性を検証する.関連度を段階的に高めてデータを集約した結果,データ件数の変化は,分析対象の重要度,集中度,閉鎖度を表す指標として有用であることを確認した.また,量的データの集約値の変化を評価基準の違いで解釈することで,分析対象に関する有用な知見が得られることも確認した. |