サカノ ユウイチ
SAKANO Yuichi
坂野 雄一 所属 心理学部 心理学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2017 |
形態種別 | 学術雑誌 |
査読 | 査読あり |
標題 | 無人化施工において遠隔操作の映像環境が作業効率へ与える影響について |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 土木学会論文集F3(土木情報学) |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 土木学会 |
巻・号・頁 | 73(1),15-24頁 |
総ページ数 | 10 |
著者・共著者 | 伊藤禎宣, 坂野雄一, 藤野健一, 安藤広志 |
概要 | 災害発生時の危険除去や復旧・復興の作業において,作業員の安全確保を目的とした無人化施工が行われている.無人化施工現場における一つの大きな課題は作業効率の低下である.その原因の一部として,作業員が観察する映像における解像度の低さと奥行き情報の欠如が考えられる.本研究では,雲仙普賢岳の災害復興現場にて現行の作業内容を模擬し,現行環境である2Dかつ低解像度の小型多画面の複数視点圧縮映像条件と,提案環境である両眼立体3Dかつ4K解像度(3840×2160画素)の大型単画面の非圧縮映像条件との間で作業効率を比較した.その結果,現行環境に比べ提案環境を用いることで作業効率が23~35%向上した.また,動作種別と映像環境による作業効率の差異が観察された.差異の発生原因を含め,観察から得られた知見についても報告する. |