イワサ ノブアキ
IWASA Nobuaki
岩佐 宣明 所属 教養部 教養部本属 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2010/05 |
形態種別 | 学術雑誌 |
査読 | 査読あり |
標題 | デカルトにおける直接的認識―観念と意識 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | フランス哲学・思想研究 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 日仏哲学会 |
巻・号・頁 | (14),95-104頁 |
概要 | 直接的な認識という概念は、明晰判明な認識という概念に比べるとデカルト哲学においてほとんど主題的な概念ではないが、しかし彼のコギト解釈史の中ではつねに核心的な役割を演じてきた。直接性というこの近さの極限において、自身の内面生活に関する認識、デカルトが特に「意識」と名付ける認識は、完全に透明化される。本稿ではデカルトが言うこの直接性の本性を、彼が意識との対比で「観念を媒介にした」認識と呼ぶものとの比較対照を軸にしつつ、デカルトのテキストそのものに即して明確化した。 |
ISSN | 1343-1773 |