イワサ ノブアキ
IWASA Nobuaki
岩佐 宣明 所属 教養部 教養部本属 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2009/04 |
形態種別 | 学術雑誌 |
査読 | 査読あり |
標題 | デカルトの第一原理をめぐって―コギトに先立つ認識をめぐる論争の帰趨 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 名古屋大学哲学論集 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 名古屋大学哲学会 |
巻・号・頁 | (9),71-91頁 |
概要 | デカルトがコギト定立の認識論的条件や第一原理の方法論的ステイタスにかんして残した多くの証言は、彼の第一原理の選択を首尾よく正当化するだろうか。この問いはとりわけコギトをめぐるもっとも伝統的な論争点の一つ、コギトに先立つ認識の問題と結び付いている。本稿は、個別的認識と一般的認識との関係の考察を中心に、この論争の帰趨を追跡した。顕在的認識の順序=発見の順序に一貫して訴えるデカルトの弁明の周到さにもかかわらず、その弁明が不成功に終わっていることを明らかにした。 |
ISSN | 0915-6577 |