ハッタ ジュンコ
HATTA Junko
八田 純子 所属 心理学部 心理学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2009/12 |
形態種別 | 大学・研究所等紀要 |
標題 | 大学生が抱える日常のトラブルと他者への開示について |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 愛知学院大学論叢心身科学部紀要 |
巻・号・頁 | (5),41-46頁 |
概要 | 大学生が日常的に経験するトラブルとそれらの経験の自己開示に関する特徴を明らかにするため、質問紙調査を実施した。大学生320名に対し、過去に経験したトラブルとその経験を誰かに開示したかについて質問したところ、回答した学生のほとんどが対人関係での困難を報告し、犯罪被害を報告した学生は予想以上に多かった。さらに、女子学生は男子学生よりも自己開示を多く行っており、とくに母親を開示相手として選択しやすい特徴があった。学生は、開示する出来事の内容によって開示相手を選択していることから、自己開示の方法は心理学的な適応と関連していると考えられた。 |