ハッタ ジュンコ
HATTA Junko
八田 純子 所属 心理学部 心理学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2012/12 |
形態種別 | 学術雑誌 |
標題 | 日常活動が認知・運動機能に与える影響―地域高齢者における検討― |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 人間環境学研究 |
巻・号・頁 | 10(2),91-98頁 |
著者・共著者 | 伊藤恵美・セオ サンパイオ プリシラ ユカリ・八田武志・長谷川幸治・岩原昭彦・堀田千絵・永原直子・八田武俊・八田純子・濱島信之 |
概要 | 高齢者が認知症や寝たきりにならずにできるだけ長く健康寿命を保つために、厚生労働省は早期診断と早期治療に加え健康的な行動による予防政策を打ち出している。本研究は、地域在住の高齢者における、日常活動への参加状況と運動機能および認知機能との関連について検討することが目的である。10種類の活動への参加頻度と運動機能、認知機能に関する項目の分析の結果、社会的活動・仕事・公共交通機関の利用や運転を高頻度で行っているものは認知機能も運動機能も良好であった。一方、家事・テレビ・親しい人との交流など主に家庭内伝活動に取り組んでいる者は、高齢期に低下するとされる注意機能や記憶機能にはよい影響は示さなかった。高齢者は家に閉じこもらず、交通機関を利用して外出し、社会参加に努めることが機能維持につながると考えられた。 |