イシダ トモノブ   ISHIDA Tomonobu
  石田 倫識
   所属   法学部 所属教員
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2008/02
形態種別 学術雑誌
標題 保釈法制の改革課題
執筆形態 単著
掲載誌名 自由と正義
出版社・発行元 日本弁護士連合会
巻・号・頁 59(2),12-20頁
概要 本稿では、未決拘禁制度の正当化根拠を改めて問い直すことで、①本来、無罪推定を受ける被疑者・被告人の身体を(有罪確定前に)拘禁することには根本的矛盾があることを指摘し、②未決拘禁がかろうじて法的に許容されうるための諸要件を確認した。そのうえで、③現行の保釈法制(刑訴法89条以下の規定)が有する問題点(改革課題)を吟味・検討した。結論として、権利保釈の除外事由を規定した刑訴法89条1号乃至6号のうち、①1~3号及び6号については、権利保釈の除外事由足りえないこと、②同条4号及び5号についても、規定ぶりが曖昧であるため、保釈の除外事由を具備しているとは認め難い事案においても保釈が否定されていることに鑑み、法改正を要することを主張した。