ノグチ トモヒロ
NOGUCHI Tomohiro
野口 倫央 所属 商学部 商学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2012/09 |
形態種別 | 大学・研究所等紀要 |
標題 | 「株式所有構造が研究開発投資行動に与える影響 ―目標利益の達成に焦点を当てて―」 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 『経営学研究』 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 22(1),87-99頁 |
著者・共著者 | 野口倫央 |
概要 | バブル崩壊後、従来安定株主とされていた金融機関の持株比率の低下、および外国人投資家の持株比率の上昇という変化が、日本企業の株式所有構造にみられた。このような株式所有構造の変化は、経営者の意思決定に何らかの変化を及ぼすはずである。そこで本論文では、研究開発投資を用いた利益調整に焦点を当て、バブル崩壊後の日本企業の株式所有構造が、それにどのような影響を及ぼすかを検討した。検討の結果、金融機関は、企業の研究開発投資の削減という近視眼的行動に対し、影響を及ぼしていないこと、および、外国人投資家は、研究開発投資の削減という近視眼的行動に対し、負の影響を及ぼすことが明らかになった。 |