ワタナベ テルヤ
WATANABE Teruya
渡辺 輝也 所属 健康科学部 健康科学科 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2017/03 |
形態種別 | その他論文 |
標題 | 保健体育教職課程における実技指導力養成に向けた取り組みの成果と課題:専門実技における走り高跳びの学習指導を対象とした事例的検討 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 日本スポーツ運動学会大会 大会抄録集 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 日本スポーツ運動学会 |
巻・号・頁 | (30),27-34頁 |
著者・共著者 | 渡辺 輝也 |
概要 | 本研究の目的は,陸上競技における実技指導力の養成に向けた取り組みに際して認められた学習のつまずき事例の質的検討を通じて,専門体育実技における実技指導力に向けた実践的示唆を得ることにあった。この検討の結果,指導者によるリードの下で技能を身に付け,かつそこで用いられた学習段階を知的に理解しただけでは,実技指導力の原初形態とも見なしうる,すでに学習した学習段階を活用して自らその技能を再現する能力の習得には直結しないことが明らかにされた。したがって,専門体育実技では,実技指導力の養成に向けて,単に指導者のリードの下で運動技能を身に付けるだけでなく,指導者のリードの下でたどった学習段階を自主的に辿り直させるなどすることで,自己の動きを構成する能力を獲得させる必要があることが示唆された。 |