ヨコヤマ リュウケン
YOKOYAMA Ryuken
横山 龍顯 所属 文学部 宗教文化学科 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2017/11/10 |
形態種別 | 学術雑誌 |
標題 | 三代相論管窺 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 傘松 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | (890),31-39頁 |
概要 | 「三代相論は、「寂円派」という曹洞宗内部の一派が自派の正統性を主張するために創作したフィクションである」という学説が存するが、本論では、この学説への再検討を行った。この説は『宝慶由緒記』が三代相論を叙述する最古の文献であるという前提があって初めて成立するものであるが、『宝慶由緒記』の主張が『建撕記』以前に遡ることは不可能であることは、すでに「三代相論の諸問題」((4)論文)において明らかとなったので、本論においては、『宝慶由緒記』に見出される寂円派の主張が、永平寺所蔵資料では、どの程度の年代より認めることができるのかを検討した。 |