ヨコヤマ リュウケン   YOKOYAMA Ryuken
  横山 龍顯
   所属   文学部 宗教文化学科
   職種   講師
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2017/05/22
形態種別 大学・研究所等紀要
標題 三代相論の諸問題
執筆形態 単著
掲載誌名 駒澤大学大学院仏教学研究会年報
掲載区分国内
巻・号・頁 (50),81-107頁
概要 道元禅師滅後の永平寺僧団内部で惹起したとされる三代相論という事件は、史実性を含めて、諸説が並立する様相を呈しており、定説を見るに至っていない。本論では、三代相論を基礎的な部分から再検討するために、三代相論を叙述する最古の文献とされる『宝慶由緒記』(伝永平寺14世建綱撰)の内容を精査し、少なくとも『宝慶由緒記』に叙述された三代相論の文章は、『建撕記』(永平寺15世建撕撰)以後に撰述されたものであることを明らかにした。あわせて、三代相論当時(14世紀)に撰述された文献上においても、相論が起こったような形跡は見出されないことを指摘し、三代相論をめぐる研究史が抱える問題点を明らかにした。