ニイミテルユキ
新美照幸 歯学部 口腔先天異常学研究室 准教授

標題
  口蓋裂を伴ったMoebius症候群の1例 臨床的検討をまじえて
概要
  26歳女。出生時にMoebius症候群と診断され、2歳2ヵ月時に口蓋裂の手術を施行した。8歳時に口腔内の再手術を施行した。12歳時まで10年間言語治療を行った。仮面様顔貌、口裂閉鎖困難、開口障害などを認めた。さらに、舌下神経麻痺による舌運動障害と舌の萎縮、および口蓋裂と舌咽神経麻痺が起因と考えられる軽度鼻咽腔閉鎖機能不全を認めた。小顎症および高口蓋と著明な狭窄歯列弓、歯列不正および多数歯う蝕を認めた。両側性完全顔面神経麻痺(Moebius症候群)と、これに併発した口蓋裂に伴う咀嚼機能障害および重度音声機能・言語機能障害と診断した。身体障害者手帳4級に相当すると判定し、必要な書類を作成した。
  後藤尊広, 古川博雄, 新美照幸, 鈴木聡, 佐藤孝至, 伊藤美知恵, 新垣敬一, 夏目長門, 新崎章, 砂川元
  共著   障害者歯科   29(1),71-77頁   2008/02
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