マツオカ ミレイ
MATSUOKA Mirei
松岡 弥玲 所属 心理学部 心理学科 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2014/03 |
形態種別 | 大学・研究所等紀要 |
招待論文 | 招待あり |
標題 | 人生の転機の内容と生起した感情に関する研究 : 青年期から老年期までの横断研究から |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 心身科学 : 愛知学院大学心身科学研究所紀要 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 愛知学院大学心身科学研究所 |
巻・号・頁 | 6(1),133-143頁 |
著者・共著者 | 松岡弥玲 |
概要 | 本研究では,人生の転機における年齢差について検討した。調査参加者は19-102歳の584名(男性 236名,女性384名)であった。調査参加者は人生の転機の内容について,そしてその転機が起きた時に生じた感情(ポジティブ,どちらでもない,ネガティブ)について答えた。以上の結果の中から特徴的だったものをいかに述べる。(1)人生の転機の内容は年齢と性によって異なっていた。若い時期(19-22,23-34)の転機には学業,友人関係に関するものが中年期(34-45,54-64)や老年期(65-102)に比べて有意に多かった。成人期中期ではより恋愛に関するものが若い成人期,老年期よりも多かった。老年期は,病気・事故に関するものが若い成人期,中年期よりも多かった。家族関係と仕事では性差が際立っており特に55-64歳,65-102歳では,家族関係の転機は女性が多く仕事は男性が多いことなどが挙げられる.(2)転機の内容の違いによって,生じる感情は異なっていた。恋愛関係や仕事はポジティブな感情を生じることが多く,対照的に病気・事故,家族関係はネガティブな感情が生じる割合が多かった. |